５月の園長コラム | 聖園幼稚園

先日、岡山県玉野市で用事があり出かけて来ました。早朝、雨の中を運転していましたが、雨が止むと日が射してきました。青空のもと、雨でほこりをすっかり洗い流された新緑の山々が朝日に照らされて、淡い黄緑や少し濃くなった黄緑など、濃さの違う黄緑の葉が山々を包み込み、まるでふわふわとしたパッチワークのようでした。

その平和な光景とは裏腹な光景が、熊本県や大分県で起こっています。４月１４日に起こった熊本県を中心にした大地震が、余震を伴いながら続いています。最初の地震で傷んだ建物や土地が、その後の地震でこれでもかこれでもかと揺さぶられて、次々と壊れていきました。テレビの映像などで目にするたびに悲しい思いをされた人も多かったことでしょう。亡くなれた人やけがをした人、避難を余儀なくされた人も大勢おられるようです。

ここ数年各地で大きな自然災害が発生しています。その度に私たちは災害に遭われた人たちのことを思いやり、支援の手を差し伸べていますし、１日も早く心が癒され、復興がなされるようにお祈りをしています。

今回の大震災に遭われた方々のためにも、私たちは１日も早く行動に移さなければなりません。聖園幼稚園でどのような支援ができるのか考えていきましょう。保護者、職員だけでなく、園児たちも含めて、私たちに出来るふさわしい行動をして行きましょう。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園　　園長　瀧井 英昭