10月の園長コラム | 聖園幼稚園

新学期が始まってから半月が過ぎました。園児たちは運動会の練習を今日も一生懸命取り組んでいます。

 私はカトリック米子教会隣の、シスターが経営している保育園に2年保育で通っていました。しかし運動会には縁がなく、2回とも病気で欠席しました。どちらが先でどちらが後かは忘れましたが、はしかと水疱瘡でした。運動会に参加できない本人よりも、家族のほうがさぞかし残念だったことでしょう。

 小学校には上がると、クラスの中では足が速かったこともあって徒競走に出るのが楽しみでした。運動会が近づくと、学校から帰ってからすぐに家の近くの広場に行き、友達と一緒に何度もかけっこの練習をしていました。

 園児たちのかけっこの様子を見てみると、上手に手を振って走っている子と、手を下げたまま走っている子が目につきます。手をよく振ることによって足が前に出るようになり、足の回転も上がってきます。手をよく振って走ることはとても良い全身運動になり、体のバランスも良くなってゆきます。

 年少のお子さんには、ちょっとした広場を見つけて、10メートルほどでもいいですから、手を振って走る練習をさせてくださればと思います。年中、年長のお子さんにはコーナーの走り方なども練習してくださればと思います。その時には、楽しそうにしてほめてあげることも忘れないでください。特訓よりもほめること、これがお子さんの運動能力を高めるコツかもしれません。運動会当日の皆の成長を楽しみにしています


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カテゴリー在園児向け > 園長コラム
掲載日2016年10月14日
更新日2016年10月21日
閲覧回数1,271 回
記事区分園長コラム
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編集者聖園幼稚園
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