東北地方の大震災の地を訪ねて。 | 聖園幼稚園

 私は、お泊まり保育後の時間を使って、宮城県の米川にボランティアに出かけて行きました。たった一日のボランティア活動でしたが、いろんなことを考えさせられたのです。あいにくの雨にみまわれたのですが、逆に今回の大震災の時のさまざまな足かせ手枷になったと聞き、一番便利なものは、自分の手と足だけなのだと妙に納得して聞いていました。

 子供たちが手足を使ってきちんと育つように、長い夏休みがあるのかもしれません。いついかなる時にも手足を使って、たとえ面倒臭くても自分の足を使って歩くこと、歩かせることが、便利で手軽な車より自分の命を守ることなのだと教えてあげて欲しいものです。充実したよい夏休みであって欲しいと願うと同時に健康で安全な毎日であることを、聖母マリア様に祈りたいと願う今年の夏です。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園

園長 山口道晴神父


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カテゴリーお知らせ
掲載日2012年8月1日
更新日2012年8月2日
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編集者聖園幼稚園
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