何事にも心掛けが大切ですね | 聖園幼稚園

６月に入りました。日本ではこれから梅雨に入ります。一年中雨が少なく晴天続きのロサンゼルスでも、今年は異常気象のようで、私がこちらに来てから二日間も雨が降りました。一週間ごとに暑くなったり涼しくなったりで、皆さん一様に今年は異常気象だねと話しておられます。

　カリフォルニア州では排気ガス規制はあっても、日本のような車検という制度がありません。新しい車や古い車、高級車からかなり傷んだ車まで、同じように高速道路や街の中を走り回っています。つるつるのタイヤで走っている車を見かけることもあります。

　雨の日になると、当然ながらつるつるのタイヤの車はスリップしやすくなります。ロサンゼルス市民が雨の運転に慣れていないことも相まって各地で事故が発生し、街のあちらこちらからパトカーや救急車のサイレンが聴こえてきます。私は２００１年４月から２００４年３月までロサンゼルスの日系人教会で３年間仕事をしていました。その後は毎年のように１０日間位ロサンゼルスに行っているのですが、雨天が続く最初の日には遠出を控えて車の運転をしないようにしていました。皆が雨の日の運転に慣れたと思われる二日目から私も車の運転をしていました。

　ロサンゼルスの多くの人たちは雨の日の運転を想定していませんので、急に雨が降っても注意を怠り、普段通りの運転をして事故を起こしてしまうケースが多いようです。

車の運転だけでなく、何事にも前もって準備することや想定することを怠らず、安全に物事が運ぶように心がけたいものですね。

ロサンゼルスにて

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園

園長　滝井 英昭