園長コラム~11月~ | 聖園幼稚園

運動会が終わったとたん、急に寒くなってきました。せき込む子どもたちや鼻をすする子どもたちもでてきました。運動会の疲れもあり、気候の変化についていけない子どもたちもいるようです。

例年ならばもう少し早く秋物の衣類を出して準備をするのが普通ですが、今年は異常な暑さが長く続いたために、季節への対応が遅れてしまった家庭が多かったようです。「冬支度」という言葉があります。農家の人たちは特に冬への準備を怠りなくされています。対応が遅れると春に収穫する作物の生育が悪くなるばかりか、収穫できないといったことも起こってきます。雪に閉ざされる地方では早くから冬への対策が行われます。冬の間の食料の確保や暖房の燃料の備蓄、冬物の衣料や寝具の準備、屋根の雪下ろしのための道具準備や車のタイヤ交換他、いろいろの準備や点検が必要になってきます。冬を上手に迎えまた越すために、前もっていろいろな準備をしなければならないようです。

わたしたちの身体や心も、それぞれの季節を迎える前に、前もって「仕度」ともいえる心の準備をしておきたいものですね。寒い冬を「よおし乗り越えるぞ」といった気持ちでストーブやこたつを出し、エアコンの手入れをし、冬物の衣類などを家族みんなで準備すれば、心も身体も温かくなり、楽しく冬を過ごすことができるでしょう。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園

園長 瀧井英昭


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カテゴリー在園児向け > 園長コラム > 在園児向け
掲載日2013年10月30日
更新日2013年10月30日
閲覧回数1,588 回
記事区分園長コラム在園児向け
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編集者聖園幼稚園
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