ちいさき花巻頭

2019年03月園長コラム

3月になり、日々暖かく自然が春の訪れを感じさせてくれます。木の枝の小さなつぼみが膨らみあと少しで春本番が来ると表しているしるしです。

3月は卒園の月です。ここで3年余りを過ごした年長組の子どもたちは、この園を離れて新しい出発の時を迎えます。日本のことわざで「三つ子の魂百まで」とある通り、この幼い時期はただ大きくなるのを待つのではなく、人生の土台を築く大切な時期なのです。聖園幼稚園とその職員を信頼し、お子様にとってこの大切な時期に幼稚園に預けてくださった保護者の皆様に感謝しています。2月に行われた生活発表展では、年齢ごとの子どもたちの成長に皆さんも気づかれたと思います。年中児・年少児にとってはこれからの成長がとても楽しみです。

卒園してこれから小学校に入学する子どもたちとそのご家族にとって聖園幼稚園で学んだこと、つまり〝神様を大切にすること〝〝神様がおつくりになった人を愛すること〝はこれからの歩みの力になると思います。
卒園する子どもたちも園に残る子どもたちも、これからも本当の幸せに満ちた人生に恵まれますようにお祈りしています。

園長 アルナルド・ネグリ