3月の園長コラム | 聖園幼稚園

2月12日に聖園幼稚園の生活発表展がありました。皆さんご覧になった感想はいかがでしたか。

聖園幼稚園はキリスト教の一人ひとりを大切にする教えとともに、子どもたちの自発性や個々の持っている能力を伸ばす、モンテッソーリ教育法を柱に据えています。生活発表展はモンテッソーリ教育の発表の場になっています。年少児と年中児の作品の違い、年中児と年長児の作品の違いによって、その2年ないし3年間の成長ぶりがお分かりになったことでしょう。

年長児は個々の作品だけでなく、共同制作にも挑戦します。テーマを何にするか、テーマに沿って何を製作するか、材料を何にするか、役割分担をどうするかなどを話し合ったうえで制作に取り掛かります。そこでの話し合いは社会人への一歩と言っていいでしょう。

今年のテーマは「地球と世界」でした。園児たちが、世界には様々な国々があり、様々な文化があること、それらの国々や地域には様々な人たちが暮らしていること、その人たちと仲良く暮らすにはどうしたらいいのかを学んだことと思います。完成した作品を通して、世界中の一人ひとりを大切にする子どもになってくれたことでしょう。

ところで、私瀧井は、この度のカトリック広島教区の異動で、岡山教会主任司祭と岡山南教会の主任司祭として異動することになりました。そのため3月31日をもって聖園幼稚園の園長を退職することになります。皆さんとお別れするのは誠に残念ですが、後任の園長と共に、伝統ある聖園幼稚園をより素晴らしい幼稚園にしてくださるようにお願い致します。皆さま有難うございました。

学校法人広島信望愛学園

園長 瀧井 英昭


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カテゴリー在園児向け > 園長コラム
掲載日2017年2月20日
更新日2017年2月20日
閲覧回数2,111 回
記事区分園長コラム
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編集者聖園幼稚園
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